絵と刀と旅の記録

美術館巡り好きでにわかオタの記録。

11月に行った美術展

・京のかたな展(京都国立博物館)

藤田嗣治展(京都国立近代美術館)

醍醐寺展(サントリー美術館)

大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ展(東京国立博物館)

・マルセル・デュジャンと日本美術展(東京国立博物館)

ピエール・ボナール展(国立新美術館)


かたな展は再訪、藤田展は東京で鑑賞済。

世間の仏像熱はまだまだ熱いようで会期末に行った醍醐寺展は大混雑!しかし、復興させた秀吉の功績と室内のあちこちに飾られた当時の桜の演出に胸が熱くなる展覧会だった。

快慶・定慶展では如意輪観音の横顔にうっとり、デュジャンは先入観があったけれど初期絵画作品は好きな感じ!便器の作品の意図がわかった今は、自身の美術との向き合い方を再考せざるを得ない気持ちになった。

ボナール展は実はいまいち響かず…ただ12月にいった三菱の企画ではボナールの作り出す多幸感を味わうことが出来たので、勿体ない鑑賞をしてしまったなと若干の後悔。


ここ最近は、美術を見るのがノルマのようになってしまって作品や作者とじっくり向き合うことが難しくなってきた…理解を深めるための読書も滞りがちなので、どこかでリセットが必要かな。